涙腺が壊れたコンサートでした。。。

 

  

先週末に伺ったコンサート
 
月光の夏コンサート

皆さんは

月光の夏

という小説をご存知だろうか。。。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E5%85%89%E3%81%AE%E5%A4%8F

 

 

私はたまたま

映画を見たことがあって

 

特攻隊の兵士(そのうち一人は上野の音楽学校の学生)二人が佐賀県の鳥栖の小学校に

出撃前に現れて

ピアノを弾きたいと言って

ベートーヴェンの月光を弾いて

その次の日

知覧から飛び立った

 

そのピアノを記念して

鳥栖コンクールができた

という知識程度ですが

 

やはりテーマがテーマだけに

その映画もとても印象に残っていて

このコンサートはぜひ聴きたいと思いました。

 

こちらの主催は

http://www.teamcrescent.com/

チーム・クレセント

という劇団で

 

毎年色々な形でこの月光の夏を表現していらっしゃるようです。

さすが役者さんだけに

朗読による言葉の一つ一つが

心に染み渡って

私の涙腺は壊れっぱなし

 

アカペラによる

グレゴリオ聖歌

月光のソロ

二胡のソロや

戦場のメリークリスマス

など

 

音楽が

その物語の背景のみならず

その時代の贖えない運命を

受け入れた若者たちや周りの人たち

の心情が手に取るように感じられて

 

今の平和な日本は

このような人たちの犠牲の上に

成り立っていること

 

決して忘れてはならない

語り継がれなければならない

と深く思いました。

 

そして

アンコールとして

全員による演奏で

竹内まりやの

『命の歌』

透き通るような声と

二胡の弦の響きに

ピアノが重なって

 

私の涙腺は

ゲキ崩れ

完全ノックアウト

 

命の歌の

歌詞が

まもなくこの星を去ろうとしている

母と重なって

家に帰って号泣してしまいました。。。

 

どんな人にも

家族がいて

亡くなった命の何十倍、何百倍の涙が溢れていると思うと

心が痛みます。

 

1日1日を大切に生きていきたいですね。。。

今日も最後までありがとうございました。