Profile

水谷 ちかこ(稚佳子)

私の想い

私は今でこそ、脱力やフィンガートレーニングを通して

全国各地の先生方や生徒さんと繋がっていますが

私は、決してピアノが上手なわけではありません。

ピアノが上手だったら、今頃、コンサートピアニストとして

活躍してますよね。。笑 

 

少し私の話を聞いてください。。

 

落ちこぼれの生徒

小さい時からピアノを習って

たくさんの曲を弾かせていただけた環境ではありましたが

身体も小さく、華奢で力もなく、自由に弾いていたおかげで

中学に入って、難しい曲になった途端、全くその先へ進めなくなってしまいました。

その原因は、力が入って手が痛くなったためです。

先生からは、もっと力を抜いて。。肩はあげてはいけません。。

手首はしなやかに、肘はラクに。。

言われることはよく理解できるけれど

何をどうしたら、それができるのか全くわからない状態でした。。

もう無理かもしれない・・

そんな時、フィンガートレーニングに出会い

指の使い方、手の構造、筋肉のこと、脱力すること

ピアノのレッスンとは全く別の角度から教えていただくことで

ラクに音を出す弾き方、綺麗な音を作ることを見出せたことは

私のピアノ人生を大きく変えてくれました。

 

その後もずっとフィンガートレーニングのレッスンに通い続け

音大卒業してから、その先生の助手としてレッスンをお手伝いさせて頂いたのを

きっかけにこれまでフィンガートレーニング・脱力を中心にレッスンやセミナーを

しています。

 

コーチングとの出会い

大学卒業して2年で結婚

子供を2人育てながらも、自分と夫の双方の両親の協力もあり

自宅でのレッスンを絶やすことなく続けることができました。

子供の成長とともに、少し時間に余裕が出てきたなと

思っていた頃

息子が中学1年生の時に不登校になりました。

 

はじめは何が起きたのかわからなくて、ただオロオロするばかり。。

時間が経つにつれ、親子で奈落の底に落ちたかのような

先の見えない不安でいっぱいでした。

 

そんな時 友達にコーチングの存在を教えてもらい

当時まだ日本に入ってきて10年くらいの新しいツールでしたが

藁をもすがる思いでその世界に飛び込みコーチング資格を取りました。

 

それと並行して

2005年に初めての講座を神戸でさせて頂いたのを皮切りに

私は出張が多くなりました。

講座をやって、皆さんに楽しかった!ためになった!と言ってもらえることは

ものすごく嬉しかったですが、

引きこもっている息子が私が留守の間どうして過ごしているのかと

気がかりで、私の心は晴れることはありませんでした。

 

実はその頃、息子のことで夫との仲も最悪になり、家の中は重い空気が充満していて

この子を守ってやるために私が金銭的にも独立できるようにしなければ

といつしか思うようになりビジネスの勉強も始めました。

子育て本や心理学、ビジネス本を読み漁り、言葉がけを色々試して一喜一憂する毎日

その甲斐あってか、少しずつ息子は引きこもりから脱出して行きました。

 

コーチングを勉強してわかったことは

自分が自分のことを何もわかっていなかったこと

人は自分の想い通りにならないこと

物事の考え方は多様であること、人は一人一人違うということ

そこに正解はないこと

 

私の中でこうあるべき。。という枠が少しずつ崩れていって

息子に対してだけでなく、生徒や、家族に対して

私が変わることで、周りが変わって行く瞬間でもありました。

 

コーチングを学んで行く中で

色々な業種の仲間も増えて、自分の視野が広がってきました。

メルマガやブログで自分の思いを綴るようになり

読者数も次第に増えていきました。

 

脱力の講座へ

セミナーを始めた頃は、フィンガートレーニングについて話をしていました。

ところが

どうやったら指が強くなりますか??

どうしたら速く弾けるようになりますか?

という鍛える方向の質問が多く

とても違和感を覚えてきました。

 

がむしゃらに鍛えても筋肉を壊すだけ

自然な弾き方ができないと、かつての私のように

いつか壁にぶち当たるようになる。。

その前に力を抜いて、どこを鍛えるのか意識できるように

してほしい

という思いから

脱力にシフトしてセミナーをするようになりました。

 

脱力を中心に伝えて行くことで見えてきたこと

それは

色々な緊張でした。

筋肉の緊張、脳の緊張、そして心の緊張

特に心の状態がとても大きく影響していることが

色々な方と接して行くうちにわかるようになりました。

 

コーチングを生かして

心の緊張もほぐしつつ、ピアノも楽しく

ラクに弾けるようになるための方法を

模索し続けました。

 

たくさんセミナーをさせていただいたおかげで

色々な方のご協力も得られ

魔法のリストボード『親指なしのハノン』

童謡ハッピートレーニング

など独自のコンテンツも生み出すことができました。

 

オンライン化

少しずつそれも広がり、毎年色々な所から声がかかるようになり

全国にお知り合いの先生方も増えて

忙しいながらも充実した毎日でした。

楽しかった!役に立った!また聞きたいです。

などのお声も頂き嬉しい限りですが

なかなかその次の機会に恵まれるのは難しいのです。

 

伝えたいことはたくさんあるのにたった2時間の講座で

話すのには限りがあります。

そして2回目があったとしてもまた振り出しに戻って

話し始めなければなりません。

 

私は、入り口の話だけでなく

もう少しその先の話までお伝えできる方法はないかと

考えたのがオンラインスクールです。

 

オンラインなら、どこに住んでいても、いつでも好きな時間に学べます。

ただ、脱力というものをオンラインでどこまでできるのか正直不安でしたが

脱力をまず頭で理解し、実践していくコンテンツで皆様に喜ばれています。

 

これから・・・

今、、コロナの影響で制約を受けながら育っている子供達に

音楽の楽しさ、感受性を培うこと、楽器ができる喜び

そういうものを伝えてあげたい。こんな時代だからこそ

心豊かに引っ張りあげることができるのはピアノの先生の使命だと

思うようになりました。

これから、もっと先生方が笑顔で子供達を育んでいただけるよう

多方面でバックアップさせて頂きたいと思っています。

 

一人でも多くの方がラクに楽しくピアノを弾けるように

と願っています。

プロフィール

武蔵野音楽大学器楽科ピアノ卒業。在学中、学内演奏会、卒業演奏会に選抜出演。

卒業後 ソロ、伴奏等の演奏活動の傍ら、フィンガートレーニングをベースとして音楽専門の学生たちを中心に指導し、その結果、多くのピアニストが誕生している。

2003年より脱力を中心としたセミナーやレッスンを各地で開催

自らの経験を踏まえた、わかりやすく、より実践的で楽しい内容は

多くのピアノ指導者から好評を得ている。

また、2013年 ピアノがラクに弾けるための「魔法のリストボード」を考案、制作。短時間で脱力を体験でき、綺麗な音が出るようになると多くのピアノ学習者より支持されている。2017年には、『魔法のリストボード』を使っての教本『親指なしのハノン』を出版 より具体的な脱力のための練習曲として活用されている。

脱力を体感できるワークショップでは、『魔法のリストボード』や『親指なしのハノン』の実践のほか、童謡を歌いながら、指や身体全体を動かす『童謡ハッピートレーニング』など 技術のみならず脳トレ、コーチング等を取り入れた多角的なアプローチをする独自の内容で、受講者は年齢を問わず全国各地から参加している。

2020年よりオンラインスクールを開講

ピアノの先生方を中心に
脱力やフィンガートレーニングを通してご自身の演奏力を高め、
さらに生徒さんにもそれをうまく伝える方法をオンラインの動画配信と
個別レッスンで対応。全国各地から参加者が集まって一緒に学んでいる。

コンサート活動としては

杉並公会堂における杉並ミュージックブランチに多数出演のほか、現代音楽の日本初演を果たすなど演奏にも力を注ぎ、セミナー、後進の指導と共に精力的に活動している。また、音楽現場のみならず、教育現場、地域の社会活動などにも貢献しその活動は多岐に及ぶ。2018年ソプラノ小松原利枝とのCD

One Hug for you』をリリース

現在、日本女子大学非常勤講師、全日本ピアノ指導者協会正会員 ピティナピアノコンペティション審査員

CD 『One Hug for you』

ソプラノ小松原利枝  

ピアノ 水谷稚佳子

詳しくは 

小松原利枝ホームページ

吉田進作曲

【花鳥諷詠】ソプラノとピアノのための

ソプラノ 蔵野蘭子

ピアノ 水谷稚佳子

吉田進作曲

木霊(こだま)Ⅱ〜ピアノのための

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