久々の銀座
王子ホール
に行きました。
 
ここに来るのはいつ以来かな
 
と思いながら・・・
 
 
でも、すごく楽しみにしていました。
 
これはちょっと特別なコンサート
 
 
 
 
 
神谷悠生くん
 
中学生の頃から通ってくれた
生徒さんが
 
CD発売記念リサイタル
 
というのは
 
それだけで感無量ですが
 
実は
 
これには
 
ある方のご尽力がありました。
 
 
 
ご自身もピアニストとして活躍の傍ら
 
若い演奏家を応援するということで
 
 
ピアニストによる、ピアニストのためのレーベル
 
を立ち上げたそうです。
 
神谷悠生くんとは
私のところに来る前からのお付き合いだそうで
 
ずっと応援してくださっていたようです。
 
 
音にこだわって
録音するピアノ、調律師さんにも
こだわりを持って制作されたCD
 
タイトルは

Ravel & Falla

 
一見 何の繋がりもなさそうですが
ラヴェルの母はスペイン人
そしてラヴェルとファリャは友人
 
という共通点から選曲したようです。
 
 
神谷くんの
繊細で美しい音が存分に堪能できる
1枚です。
 
 

 

彼は今ベルリン音大に留学中

 

でも

 

コロナでなかなか勉強に集中できていなようで

 

今回もまた、しばらく戻れそうにないですね。。

 

久しぶりに聴く彼の音楽は

 

ひとまわり大きくなって

 

小さい音がヒトキワ美しく響いて

 

大人になったなぁと

 

感動しましたが

 

終わった後

ちらっと話した時の笑顔は

高校生の頃のあどけないままでした。。笑

 

まだまだ伸び代があるので

これからの活躍が楽しみです。

 

よろしければお手に取って聴いていただければ嬉しいです。

iTunesなどからも聴けるようです。

 

今の時代

自分を表現する手段はたくさんありますが

 

やはり、本物を追求することって

案外、シンプルなんではないかなと

 

思います。

 

とことん自分の信じる道を突き進む

 

彼にそんなことを教えてもらった気がします。

 

作曲家の求める音を追求し続けること

 

尽きることなく歩んで行って欲しいです。

 

今日も最後までありがとうございました。