先日

セミナーを受けてくださった先生と

個別相談をしていまして

『電子ピアノで練習している生徒さんに

脱力のことを伝える効果ってありますか??』

という質問がありました。

これは

多くの先生方がきっとギモンに

思われているのではないかな

思いまして

私なりの考えを

お伝えしようかと思います。

おそらく

生徒さんの100%

が木のピアノを持っているお教室って

極マレではないかと思うのです。

もはや

『ピアノ』

と聞いて

電子ピアノのことを指すと

思っている方も

いるかと思うくらい

電子ピアノの普及率は

40%近くもあるらしいです。

いくら私たちが

アコースティックが一番

木の音が自然

とか

叫んだところで

インターネットの普及と同様

デジタルマーケティングに

世の中の情勢が傾いているのですから

無理ですね!!

調べると

お高いものだと

響きも作れて

タッチも変えられる

など

カナリ進化しているみたいで

もう

諦めた方がいいかも(笑)

質問の

脱力の意味があるか。。

とのことですが

『なぜ脱力が必要か・・』

なんですよね

脱力って

必要のない人には

全くイラナイものなんです。

私もカツテそうでしたけど

自分が弾いてて

特に困らなかったら

必要ないんです。

必要だと思うのは

本人でなく先生だけ

この人もう少し力抜いたらもっと

綺麗な音になるのに・・・

もっと速く弾けるのに・・・

もっと表現が豊かになるのに・・・

って!

例えばこれが

ゴルフとかだとどうでしょう

どんなに良いコーチについても

使っているクラブが

安物だったら

効果は半減

せっかくだから

せめて道具だけでも

高いのを買ったら

実力以上のスコアが出るのではないかと

ゴルフが真剣に上手くなりたい人は

道具にもお金をかけるのではないでしょうか???

つまり

本物の音を聴いて

真剣に

上達したい

音の変化を楽しみたい

もっと

ピアノを極めたい

思ってもらえたら

木のピアノに買い換えるだろうし

電子ピアノ

または

エレクトーンのような

色々な機能で音楽を楽しみたい

電子音が好き

という方には

木のピアノは

重いし、大きいし

何の魅力もありません。

ただ、

もしあなたが

本物の音を

伝えたいならば

色々な知識や

技術を教えるのも

もちろんですが

耳を育てる

音を聴くことを覚えてもらう

こと

そして

それを

感じてもらうこと

同じ

でも

色々な

種類の

があること

ピアノの音色は

弾き方でいくらでも

変わること

デジタル音が

生活の中で溢れている中

ピアノの音が

いかに

美しくて

耳に優しいのか

そんなことを

伝えて行ければ

生徒さんの

一生の宝が

一つ増えるかもしれません。

なので

脱力

そういう人にこそ

伝えて欲しいと

思います(笑)

そこ??爆

時代とともに

楽器も変化して

電子ピアノや

エレクトーンにも

それぞれ

役目があると思います。

自分が生徒さんに

何を伝えていきたいか

それを明確にしていくこと

が大事だなと

改めて思いました。

そんな考える機会を与えてくださった

先生に感謝です。

今日も最後までありがとうございました。