バレンボイム
バレンボイムの来日は耳にしていたけれど
どうせ取れないし。。
と、諦めていたんだけど・・・
追加公演があると聞いて
清水の舞台から飛び降りましたん💦💦
風も気持ちいい
夕方
ひっさしぶりの
サントリー
もう何年前かな
バレンボイムのバッハ平均律全曲リサイタルがあって
バッハってこんなに美しかったんだと
私のバッハに対する味方が180度変わったのを覚えてます。
そして
今回は、オールベートーベンプログラム
しかも
ピアノは
平行弦
つまり
現代のピアノは
低弦がよく響くように
長くして、ピアノの中で中音域の弦と低音域の弦が交差しているのですが
フォルテピアノのように弦を平行にて
当時の楽器に近づけつつ、モダンの良さも感じられる
バレンボイムと楽器製作者のクリス・メーン氏との共同作品
しかもバレンボイム用に少し鍵盤の幅も狭いそうです。(手が小さかったのね💦)
以下に詳しい記事がありました。
つい先日のエリザベート国際ピアノコンクールでも使われていて
今、注目の新方式のピアノです。
プログラムは
ベートーベン後期ソナタの3曲
30番の出だしから
ナニこれ?
っという音の美しさ
まるで
触ってはいけない宝石のよう✨✨✨
これは本当にピアノなのか?
というような
透明感、時にはオルゴールのような響き
そして大きな音は
全ての音が混ざることなく存在感を出しつつ
響いて
31番の2楽章で同じ和音がずっと鳴り響く所がありますが
ヨーロッパの教会の
あの沢山の鐘が
縦横無尽に動きながら
響いている かのよう
そして、これは
まさに天への扉が
開いた音なのかなと。。。
ベートーベンが思い描いていた世界
現世の苦悩から
間も無く訪れるであろう天上の世界への
旅立ちの準備
憧れ
覚悟
安らぎ
を垣間見た気がしました。
おそらく普通のピアノでも
充分感動したと思いますが
このピアノだからより
神に近づいた。。、
そんな印象です。
全ての音が神々しく✨
美しく✨
もう、涙腺が
壊れっぱなし
まさに
魂に響く音
清水から飛び降りて
本当に良かった😎
彼は
昨年、コロナで
仕事がキャンセルになって
改めてベートーベンを全曲録音したそうです。
指揮者でもある彼のステージマナーも素晴らしく
ピアノの周りをぐるっと回って
全ての観客に向けて挨拶をしてくれて
78歳
腰の低いマエストロでした✨✨
そして、後日談として
翌日は前期のソナタの1番から4番のプログラムだったのに
ご本人が勘違いをして
また、後期ソナタを弾いて
休憩の時にその間違いに気づいたということで
謝られた
というあたりも
マエストロだから許されます 笑
いや〜!
魂の浄化をさせて頂きました。
いつまでもお元気で、
またあのベートーベン聴きたいです。
そして
そこに少しでも近づきたい
そんな想いを強くした
1日でした。
今日も最後までありがとうございました。
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