ディーナ・ヨッフェ先生
夏休みの最後
ディーナ・ヨッフェ先生の講座に国立音大まで行ってきました。
ショパン演奏における美の探究
というテーマで
ピアノ教育連盟主催の全国研究大会が2日間に渡って行われました。

実は、私は会員ではないのですが

外部でも参加できるということで、2日目の講座だけでしたが
めっちゃ暑かったケド行ってよかったです!!

ショパンのエチュードについて
言わずと知れた難曲エチュード24曲
入試でもコンクールでも必ずと言っていいほど弾かされるもの
いや、弾くチャンスがあるもの(笑)
私にとって、ショパンのエチュードこそ
自分の手を壊した曲、
そして
脱力やフィンガートレーニングを学ぶきっかけになった私の記念すべき曲ですから
デイーナ・ヨッフエ先生がどんなお話をされるのかとても楽しみでした。
まず冒頭に
「なんで皆さんあんなにタイムを測るかのように速く弾くんでしょうね」
というお話から
練習曲の歴史を振り返り
確かにウィーンあたりでは、速さを競うコンクールもあったそう。
でも、ショパンは、それまでの指を鍛える練習曲から逸脱して、速さではなく音楽性、芸術性を追求していたのだとか
ヨッフェ先生は、ショパンコンクールの審査員でもいらっしゃいますが
「あんな徒競走のようなエチュード2曲も要りますか?」
と進言して
今回から1曲に減らされたそうです。
とにかく左手と音楽
まずは左手から先に練習してください。その方が右も弾きやすくなるから。。。
いやいやいや。。、左から練習するのは良いと思いますが.それで弾きやすくなるんですか?多少はそうかもしれませんけど。、。。💦💦
24曲がパレットのような小品集だから、ピックアップしてやるより全曲練習した方が却って弾きやすくなると思いますよ
いやいやいや。。。。みんながみんな24曲弾けないんやで〜💦💦
と、まぁ心の中で叫んだこともありましたが 笑
「耳と指を繋げなさい」
という言葉は印象的でした。ペダルに頼ることなく、常に音を聴いてどんな音を作るかを意識してただ闇雲に練習をしないように
と、いうことでした。
72歳とのことですが、若々しく、おおらかなお優しいお人柄が垣間見られて
とても充実した時間となりました。
久しぶりに刺激を受けて
私も指と耳を繋げた練習をしよう!
と帰途につきました!
しかし、国立音大
環境抜群にいいですが、駅から木陰が一つもなく
炎天下堪えました🥵🥵
今日も最後までありがとうございました。
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