チョ・ソンジン氏のリサイタル
チョ・ソンジン氏の
リサイタル
3年ぶり・・・
2015年のショパンコンクールの
2次予選が終わったあくる朝
ホテルの朝食中に
話しかけて一緒に撮らせていただいた写真は
私の大切な宝物の一つ
それから7年
彼はすっかりビッグになり
今回は
ショパンを封印したかのようなプログラム
前半のハイドンは
相変わらずの美しい繊細な音色
ブラームスのバリエーションは
かつて自分は弾いたけど
こんな曲だったっけか・・
というくらい私のとは違っていました(当然か。。)
後半は
シューマン
これまた、私がイメージしていたシューマンとは
全く別物
シンフォニックエチュードも
私が思い描いていた
シューマンの力強く、太い音楽とは
全く別な世界でした。
彼の音は、強くても弱くても、
とにかく美しくそこから外れないところが
本当にすごいと思います。
そしてアンコールは
やはり
想定通りのショパン
スケルツォの2番から始まり
あれよあれよと
スケルツォ4曲
水を得た魚のように
生き生きと
サラ〜っと弾いてしまいました。
2年前にデビュー10周年を日本で祝う予定が
コロナで来れなくなって3年ぶりだったと
ステージ上からご挨拶もありました(聞こえなかったので
後からの情報です)
7年前のワルシャワのホテルで
この時は、まだ一位になるとも思っておらず。。
7年という時間
私は何をしてたんだろう・・
確実に言えることは
歳を取ったということです・・泣
今日も最後までありがとうございました。
コンサートのお知らせ
10月1日にデュオリサイタルをいたします。
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